④令和3年 第1回定例会の予算総括質疑【若者政策について】

令和3年 第1回定例会の予算総括質疑まとめの続きです。

2.中野区基本計画について

(1)若者政策について

 動画で見たい方はこちら▷▷▷中継動画

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

質問1

若者に関する事業のうち、ハイティーン会議の令和2年度の実績について伺います。

担当課長の答弁1

令和2年度は6回ワークショップを行いました。そのうち2回はウェブ会議で行わせていただきました。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

質問2

緊急事態宣言など様々影響がある中、オンライン会議等を取り入れるなど、最大限工夫して取り組んでいただきたいと思います。令和3年度のハイティーン会議の予算が半減していますが、予算が少ない中でどのように事業を行っていくのでしょうか。

担当課長の答弁2

回数を減らして予算の削減ということをさせていただきましたが、その中で工夫した、実際に集まらない形でも、今後のハイティーン会議の在り方や、若者政策の考え方など様々な議論を進めていきたいと考えております。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

質問3

来年度も実施回数が少なくなるわけですよね。来年度はハイティーン会議の拡充のための事業の見直しを行うとのことですが、これまでのハイティーン会議の流れを見ると、初期は区政とのつながりがあったものが、いつの間にか中高生版調べ学習のような形になり、どこかで区政とひもづけてはならないというような思い込みが区側に生まれてしまっていたように感じます。中高生が気になるテーマというのは、日常生活で違和感のあるものも多く、昨年度の校則なんかは違和感があるがゆえ選ばれたテーマだと思います。ハイティーン会議が中高生が自由に表現できる場でもあり、中高生の意見を区政へ届けることができる場へとシフトチェンジしていくことが、今後、若者にしっかりと目を向けていこうとする区が行うべきだと考えますが、いかがでしょうか

担当課長の答弁3

見直し、拡充の視点としては、これまで18年間のハイティーン会議の活動について、学識経験者やNPO団体から意見聴取をし、またメンバーやOBさんたちとも共に今後の課題や今後の方向性についても検討していきたいと考えております。これまで確かに調べ学習ということに言われることもあるんですが、中高生が自由に表現し、そして意見を区政に届けるといった、この会議のその後の発信や、その後のことについて課題があったというふうに認識しております。その辺についても、次年度検討していきたいと考えてございます。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

質問4

令和2年度予算に計上された若者施策についての調査研究費について伺います。どのように活用したのでしょうか、また、その結果はどう生かしていくのか伺います。

担当課長の答弁4

調査研究費を活用し、学識経験者からの意見聴取を3回、それから他自治体への視察を2回、あと庁内の検討会議を3回実施いたしました。検討の結果については、総合的な若者政策の推進をするために、今後の方向性の考え方を取りまとめていく予定ですが、そこに生かしていきたいと考えてございます。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

限られた予算の中でできる限りのことを行っていただき、ありがとうございました。行政のヒアリングなどは費用をかけずにやっていけるので、引き続きお願いいたします。質問5

私が故郷で若者政策に携わっていた頃と比べても、後回しにしがちな若者政策に目を背けず取り組む自治体が増えてきたと感じます。23区は若者の減少による危機感を肌で感じることが難しく、特に中野区においては20代から30代の単身者が多いため、楽観視してきた部分もあるように思います。全国的に若者政策の取り組みが広がっている今、調査研究で得たものを生かし、中野区としての若者政策の形を早期に確立することが求められます。そのためには、そもそもどういう理念を掲げて若者政策に取り組むのかということがないといけないわけですが、その考え方はもう決まっているのでしょうか。

担当課長の答弁5

中野区基本計画(素案たたき台)において、総合的な若者施策の推進というものを掲げています。そのための主な事業として、中野区子ども・若者計画――仮称ですが――の策定を検討しているところです。今後、議会でも御議論いただきたいと考えておりますので、一定程度考え方を取りまとめて御報告させていただきたいと考えております。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

つくりたい中野の未来につながる理念となるよう、必要があれば手を加え、それを基に取り組む内容等を検討していただきたいと思います。

質問6

区有施設整備計画では、産業振興センターに中高生の居場所をつくるとしており、そのほかシルバー人材センターや教育振興会等が入り、複合交流拠点として転用するとしています。これが実現すると、これまで地域とつながってこなかった若者と地域の方々がつながるきっかけになり得ますが、単にそれが同じ施設内で活動するだけでつながりが生まれるわけではありません。若者と関わることに長けているNPO等の団体がその場に入り、若者同士の交流を活性化させること、そして他の世代の方々と交流し、そこで化学反応が起きるような関わりをしていただくことが複合拠点の肝となると考えますが、見解を伺います。

担当課長の答弁6

全ての若者が自分らしく生き生きと成長できるよう、また仲間との交流によって社会性や他者への思いやりを育むことができるような、若者が幅広い交流できる場の提供は大変重要であるというふうに考えてございます。施設の運営に当たっては、若者政策に精通したNPO法人さん等の力も活用することも含めまして検討していきたいと考えております。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

間:

中野区の未来につながる中高生の居場所づくりのためには、意見聴取をするだけではなく、若者によるワークショップ等、継続した議論の場が必要ではないでしょうか。ハイティーン会議も活用できると思いますので、そういった議論の場が可能か、検討していただきたいと思います。若者政策で大切なことは、大人が若者の可能性に目を向けることです。支援しなければならない弱い存在でもなく、分かり合えない存在でもありません。今の若者は常に他人と比べられ、自分の価値が分からないという人が多いです。若者一人ひとりが、自分は価値のある人間で、このまちにとって必要とされている存在であると感じられるような居場所づくりや、意見を反映させられる若者政策の構築をお願いして、この質問を終えます。

 

 

Please follow and like us: