児童発達支援について

令和7年第一回定例会で使用したスライドを用いて、児童発達支援についてお話ししたいと思います。

1.児童発達支援とは

療育とは、発達に凸凹のある子どもたちが直面する課題に対応するための支援を行っていくもので、児童発達支援は未就学の子どもたちに向けた療育のことをさします。小学校の生活で子どもたちが困ることを可能な限りなくしていける、本人に寄り添いながら必要な能力を身につけていくというものです。

これが民間事業所での療育の様子です。療育は、週に1回以上通うことが多いです。

2.受給者証取得までの道のり

療育につながるきっかけというのは、区の健診や保護者の気づき、保育所等からの指摘などがあります。「うちの子、もしかして支援が必要なのかな」と思ってはいても、療育相談とまではなかなか行かないケースは多いです。

我が家もそうでした。
保育所から「区立療育センターと繋がったほうがいいのでは」とご指摘いただいて初めて、「やっぱりそうなんだ…」と。仕事柄頭では理解しているつもりでも、我が子をしっかり支えられるのか不安になり、内心パニックになったものです。
子どもが小学生になるまでに、なるべく学校で困らないようにするため、児童発達支援を受ける手続きを始めました。

こちらは中野区HPにある、区の発達支援の全体図です。
これからどういう手続をしたり支援につながっていくのかなと思って開いたのですが、たくさんの情報が入っていて、非常に分かりづらく見る気もなくなってしまいました。
(改善の要望済み)

実際に私が経験した受給者証取得までの道のりです。

申請に係る手続の多さとかかる期間の長さといったら!ハードルがすごく高いのが現状で、大きく7ステップありました。スライドの1~4は子どもと同伴で、5~7は保護者のみで行います。

5の受給者証の申請をして発行されるといよいよ療育の契約ができますが、区立療育センター(アポロ園、ゆめなりあ)に空きがなければ通所は民間事業所で探す必要があります。我が家も、まずは保育所等訪問支援の契約をゆめなりあとしました。
全てにかかった期間はなんと2ヶ月。療育のスタートラインに立つまでに心が折れそうになります。
まずはこれらのフローの短縮を図る必要があります。

3.通所施設選び

療育の通所施設選びは簡単ではありません。
粗大運動中心なのか微細運動中心なのか、個別なのか集団なのか、親子同室なのか別室なのか親は送迎のみなのか…プログラムも1回あたりの時間も本当にばらばらです。一般的に、問い合わせをして空きがあれが体験療育を実施し契約します。我が家も何箇所か体験させてもらいました。
民間事業所での療育と、区立療育センターの保育所等訪問支援から始まり、区立療育センターの通所が可能になったのは1年順番待ちをしてからのことでした。

4.区に改善して欲しいこと

受給者証取得のためのフローの短縮の検討の他に、早期発見・早期の支援への接続につながるよう、広報物の改善も求めています。
例えば板橋区さんでは、健診のタイミングなどで子どもの発達のチェックができるよう、とてもわかりやすいパンフレットを発行しています。

他にも、受給者証更新にかかる手続きのオンライン化など。

中野区の児童発達支援がより充実するよう、当事者として働きかけて行きます。